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メンテ中の大惨事
ぐへぇ~~~ハット89です。
今日は明日のツーリングのため
エイプ君をバッチリ状態にしてやりたくて洗車とメンテナンスをしていました。
水を使った洗車は直ぐに終わり、チェーンメンテナンス、
各部の増し締め、空気圧の調整まで済み。
そしてちょっと気になっていたエンジンオイル容量・・・
確認してみると やはり少し多くオイルチェックゲージいっぱいまで来ていました。
これではオイルが抵抗になってしまい良くないと思い、
スポイトを使って少しずつ吸い出してやることに・・・・
が!!横着をしてオイル用の大きいスポイトを使わなかったのがイケナカッタ!
事件発生です!!
オイル注入口からクランクケース内にスポイトが落下。
すぐに細い物で取り出そうとするも さらに失敗、
スポイトはクランクケースの奥へ奥へと入り込んでしまい見えなくなりました・・・orz
なんとか かき出そうと針金を使ったり
車体をゆすってみたりして1時間ほど格闘していましたが
結局のところ「無駄無駄無駄ぁ!」
どうしよう・・・取れない!!
かといってこのままにしておくわけにも行かず、
しばし悩んだ末 クランクカバーを開けて取り出すことにしました。
そうと決めたら暗くならないうちに終わらせなくては、
サービスマニュアルを1読して作業に取り掛かります。
まずはクランク内のオイルを抜きます↓
次にカバーに干渉する部品を取り外します↓
さらにマフラーも取り外し、9本のボルトを緩めクランクカバーを外します↓
今回はガスケットの替えが無く
不本意ながら再利用しなくてはいけないため、
ガスケットの破れがほとんどなかったのは好都合でした。
初めてみるエイプ君の心臓部・・・
すげぇ・・・様々な歯車が精巧に組み合わされていて
さながら芸術品のような気品さえ感じます。
こういう部分を見てしまうと、工業製品としてバイクという物が
いかに美しい物であるか、
こんなものを生み出してしまう人類の凄さを感じずにはいられません。
と、そんなロマンに浸っている場合じゃなかったのだ!
スポイトを無事取り出し、サービスマニュアルの構造書と照らし合わせ
抜けてたり間違っている部品が無い事を確認した後 手早く閉じました。
今回は予期せぬ突然の作業ゆえトルクレンチを用意していなかったので、
とりあえず開けた時の感覚で締めました。
その後、エンジンオイルを入れ走行試験も完了。
と、ここで少々問題がありました。
マフラーを取り外し、そして付けたのですが
当然マフラーガスケットも再利用・・・
FI用と言いながら全くのウソ 寸法めちゃくちゃマフラーの
締め付けにくいボルト(配管がおかしい)をちゃんと締め切れず
走行中の振動で排気漏れが発生してしまいます。
明日、もう一度ボルトの締め付けには挑戦してみますが、
どちらにしても後日 クランクカバーとマフラーのガスケットは注文して
さらにトルクレンチを使ってやり直します。
クランクカバーからのエンジンオイルですが、
これはどの程度漏れるか 明日になって診ないと分かりません。
ここがあまり酷く漏れるようであれば ガスケットだけでも
明日すぐに用品店で探してこなくてはいけません。
走行距離が5000kmを超えて浮かれていたのですが、
ちょっとした気の緩みからこのように面倒なトラブルへと発展してしまいました。
もしもバイク屋に来てもらって修理になっていたら一体どうなっていたのか・・・
とにかくエイプ君を購入したバイク屋にはできるだけ関わりたくないので、
なんとか自分で 解決したいのです。
今回はエイプ君ごめんね・・・来月絶対トルクレンチ買うね。
6月4日10時:追記;エンジンオイル漏れは下に垂れるほどではなく大丈夫でした。
マフラーは締めにくい方のナット交換をして左右で均等に締め直し現在様子見してます。
なんとかこれで給料日まで持ってくれそうです。
2011/06/04 (Sat.) Comment(0) エイプ50日記
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