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オフロードバイク紹介(2)
オフロードバイク紹介第二回ということで、今回も初心・入門者向けに
書いていきたいと思います。少しでもオフロードに興味を持っていただければ
幸いです。
〔オフロードバイクの構造〕
今回はオフロードバイクの構造的な特徴を各部位ごとに挙げ説明することで、
オンロードのバイクとの違いを知っていただければと思います。
なお、今回は一般的にみてもっとも身近な存在であろうトレイル車をベースに、
難しい用語をできるだけ使わないようにして説明させていただきます。
(多種多様なモデルが混在するオフロードバイクのなかには、
一部今回の説明に当てはまらないものもございます。)
●車高/シート高
他のバイク乗りから見てオフロードバイクの特徴として真っ先にあがるのが、
シート高や車高の高さではないでしょうか? これは「最低地上高の確保」という
オフロードバイクにとって必要な構造的特徴によるところが大きいです。
オフロード走行時には段差やギャップを超える機会が多々あり、その際に
エンジン底部を障害物に打ち付けてしまったり 部品が引っかかって走行の妨げに
ならないようにしています。またオフロードバイクのシートは縦に細長くなっています。
これはライディング中のライダーの前後移動を妨げず、必要な前後幅を確保
するためです。
●ホイール/タイヤ
オフロードバイクのホイール/タイヤサイズとして現在主流になっているのがリム径 前21インチ、
後18インチ(モトクロスは19インチ)です。サイズが大きい主な理由は障害物などを
越えるときの衝撃を緩和するためで、細いタイヤ幅は重量を軽くするとともに
軽快な動作が出来るようになっています。また自転車のようなスポークの張られたホイールは
衝撃を分散、緩和させるためです。
●サスペンション
オフロードバイクは足が長く 前後のタイヤから車体までにかなりスペースがあります。
これはサスペンションの動作幅を確保することにより、障害物や路面状況からの
衝撃をより吸収するためです。
●車両重量
これはオフロードバイクに限った話ではありませんが、重量はオフロードでの運動性に
大きく影響してきます。数キログラムの違いでも走りが変わってきます。
また転倒やスタックからの復帰にも大きく影響を及ぼします。
基本的には バイクは軽ければ軽いほど良いです。
2014/02/07 (Fri.) Comment(0) バイクコラム
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