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ハンドガード/ナックルガードについて
未舗装路を走るバイクにとって、非常に心強いパーツ
ハンドガード・・・ ナックルガード・・・ ブッシュガード・・・
呼び方は商品により様々ですが、
要するにライダーの手を守るパーツです。
オフロードバイクには かなりの高確率で取り付けられています。
オフロードバイクを象徴するパーツのひとつです。(付けない場合もあります)
もちろん、モタード風にカスタムしているウチのエイプ君もこの通り
付いている・・・ のですが、ちょっとコレには問題があり・・・
実はこのパーツは 僕がエイプ君に対して
最初に取り付けたカスタムパーツなのです(過去の記事参照)
この商品は4miniパーツで有名なキタコ販売のものですが、
価格は3000円程度で ネジ部以外は樹脂で出来ています。
ZETAやアチェルビスなどのオフロードパーツメーカーから出ている
同タイプの物と比較すると、マウントや盾が明らかにフニャヌニャです。
走行中に、振動や風の影響を受けてガタガタ~フワフワ~としてしまい
すごく頼りないですw
それでも最初は
「モタード風だし、見た目だけでいいし、
そもそもハンドガードなんて気休めだろう?」
くらいにしか考えていませんでしたので、コレを選んでいたのです。
しかし!!
モトクロスのミニコースで転倒を繰り返した際に・・・
知らない間にバイクを倒されていた時に・・・
安物のなんちゃってな商品である筈のキタコ/ハンドガードが、
こんな物でもちゃんと効果が発揮されたのです!!
このハンドガードのおかげで、転倒の衝撃が和らぎ
僕自身の拳や、ハンドルレバーを守ってくれたのです。
そんな事があり、
実感としてハンドガードというパーツの重要性を認識したわけです。
そうなると、ルックス的な意味合いよりも
よりしっかりとした効果のある製品を選びたくなります。
そこで ダートフリークに通うたびに色々なメーカー、
色々なタイプのハンドガードを検討しました。
ハンドガードを幾つかの種類に分けてみましょう
~取り付けタイプ~
●1点支持タイプ
-ハンドルバーに対し1箇所のクランプ(orエンド部固定)で取り付けるタイプです。
車種やハンドルバーの形状を問わずスペースさえあれば簡単に付けられます。
シンプルで軽量、そして安価で種類も豊富です。ほとんどの製品が樹脂製で
衝撃自体を多少 和らげてくれる効果もあります。
転倒時には 破損したりレバーや拳を守りきれない可能性があります。
●2点支持タイプ
-ハンドルバーに対しクランプとバーエンドの2点からガッチリと固定するタイプ。
バーの長さが短いミニモトでは取り付けられない場合もありますが、
基本的には汎用品です。金属製の芯が本体として通っており、
転倒時のレバー破損や拳へのダメージを防いでくれます。
その反面、大きな衝撃を和らげる効果は薄いため ハンドルバー自体が
曲がる可能性があります。値段は1点支持タイプの倍くらいです。
~シールド(盾)部分のタイプ~
●細身、もしくはシールド無し(2点支持タイプに限る)
-走行時に風の抵抗を受けにくく軽量ですが、
前走車の跳ね上げた小石や 林間で突き出している枝などの
障害物から拳を守る効果は薄いです。
●シールドが広いタイプ
-ライダーの拳を包み込むようにして枝や小石などの障害物から守ってくれて、
転倒時の衝撃緩和にも効果を発揮します。
多少、風の抵抗になり拳に対しての通気性も損なわれます。
(ベンド:網状になった物もあります)
~マウント部の素材~
●金属製
-転倒時の衝撃によるハンドガードの変形や破損が少なく
レバーや拳を守る効果は高いですが、衝撃を打ち消す効果は薄いです。
●樹脂製
-強度が低いため変形したり折れ易いですが、
多少 衝撃を緩和する効果が期待できます。
以上がタイプによる違いの説明でした。(まだまだ他にも種類はあります)
そこで、このたびウチのエイプ君に取り付けたハンドガードは・・・
UFOプラスト製の1点支持タイプの物です。
この製品を選んだ理由はズバリ マウント部分です。
ハンドルバーへのマウントアームが金属製なのです!
そのため 走行時のブレや揺れなどが ほとんど無く、
アームの強度も樹脂製と比較すると かなり高いです。
取り付け後、しばらく走行してみましたが 感動モノでした!
ミニバイクにも違和感の無い1点支持タイプでありながら
強度と衝撃緩和を両立した素晴らしい製品だと思います。
ということで、ハンドガード選びファイナルアンサーです!!
2011/09/02 (Fri.) Comment(0) エイプカスタム日記
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